今号の 「プッシュ!」 第15弾は、期待の実力派、鶴ゆみか先生の登場です! 青春モノに定評のある先生が、女性ならではの目線で青くイナたい高校生男子の感情を見事に掬いとっています。やきもきモヤモヤしながら皆さんも高校生の頃に戻ってお楽しみください!

—簡単な自己紹介と今までの主な作品を教えて下さい。

鶴:はじめまして、鶴ゆみかです。以前は、週刊少年マガジンで「ブラボー!」という青春吹奏楽漫画をやっておりました。好きな食べ物は、ごはんです。

—今回の作品を描こうと思った経緯を教えて下さい。

鶴:読切のお話を頂きまして…なにぶん、漫画を描くのが久々だったので(爆)、はじめは、やれSFがやりたいだ、民俗学がアツイだなどとウキウキ案を練っていたのですが…どれもまとまらず(笑)。結局、中高生のもやもや恋愛が好きだし、描きたいんだなと気づけました。迷走する私のネームに付き合ってくださった担当さんに感謝です!

—男女ともに描写がリアルですが、先生自身の経験など反映されていますか?

鶴:リアルっすか? マジですか?? 恐縮です。全て妄想です。でも、妄想と現実の世界で葛藤してる主人公と私は似てると思います。私も早く二次元に生きたいです。(笑)

—今回の原稿で苦労した点は何ですか?

鶴:先程も言いましたが…ネームです。そもそも描くテーマ探しが一番難航しましたね…。

—ズバリ見所はどこですか?

鶴:主人公の空回り感をお楽しみください。

—最後に一言お願いします。

鶴:お手柔らかに!!!!

作家さんが描く「線一本」にもそれぞれ個性があります。硬い線、柔らかい線、勢いのある線、潤いのある線…。鶴先生の絵を見て、まず何より「色気」のある線だなぁと思いました。色気のある線は紙の上のキャラを生々しく人間味を帯びたものにさせます。キャラの小さな仕草がリアルに見えてきます。「人間」を描かなければならない青年誌では一番大切な要素でしょう。そんなキャラがもがく青春劇はきっと皆さんの黒歴史を紐解かせるでしょう(笑)。ぜひ堪能してみてください。

アキヤマ